今やインターネットやSNSでなんでも情報収集できるけれど、旅行本やガイドブックはやっぱり紙が好きです。特にお花やお庭を目当てに行くには、こういった本が手元に1冊あると俄然やる気になるから不思議です。

ガイドブックですから、選ぶ際に難しいことを考える必要がないのもよいところ。本屋さんで手に取って、パラパラとめくり、自分の好みに合うと思えれば、それがよいと思います。写真のサイズや周辺情報など、自分にフィットするものはきっとあるはず。表紙の写真がきれいなものを選べば、部屋のアクセントにもなります。

私の本棚にあるこのガイドブックは、首都圏の花の名所を季節別に紹介してくれているだけでなく、近くの飲食店やお土産物屋さんも紹介してくれています。実際にここで紹介されているカフェやレストランに行くかどうかは、別ものです。
けれど、せっかく行くならご当地の美味しいものや、ほかの名所に行くのもいいなと、旅の視野と楽しみをしっかり膨らませてくれるので、編集者の心意気を感じます。写真集ではないので印刷のクオリティには限界があるようですが、私の場合はむしろ現地の鮮やかな花景色が思い出されると効果となっているようで、ケガの功名と言えそうです。

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  • 出版社 ‏ : ‎ ぴあ 株式会社
  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/2/29
  • 判型 : A4変型
  • ISBN978-4-8356-4476-9 C9476