普段は身近にある花をテーマに、東京都文京区・台東区周辺を取り上げることの多い当サイトですが、週末、国営ひたち海浜公園にネモフィラを観に行ってきました。4月16日現在の開花状況をお届けします。
ひたち海浜公園のネモフィラは、あしかがフラワーパークの大藤と並ぶ花の名所です。バスツアーなどでは効率よく二か所をまわることのできるツアーも人気ですが、私はマイペースに花や園内の食べ物を楽しみたい派なので、のんびり日帰り旅行にしました。JR上野駅からの特急列車と臨時バスも使って、片道約2時間。臨時バスは、JRの列車スケジュールに合わせてくるようで、便利でした。
こちらのネモフィラは約530万本。青空のような花の色が特徴の「イグニシスブルー」という品種で、園芸店などでもよくみる品種ですが、丘一面に広がる風景はまさに圧巻です。2023年はやはり花の開花が早まっており、すでに満開の状態。ですが、GWの前まではギリギリ楽しめるようです。
ちょうど菜の花も満開で、太陽の陽射しそのもののような黄色い花が、ネモフィラのスカイブルーに映えて、空が地上に写り込んでいるように見えましたよ!
また、園内には約330品種26万本のチューリップが咲き誇っており、見ごたえがありました。さまざまな色や形が楽しめるだけでなく、植え方も芸術的で、大きなキャンバスに描かれた美しい絵を見ているようでした。
関東でも一・二を争う花の名所だけあって、人の数は多かったです。駐車場も、聞いたところでは2時間待ちにもなったようで、電車で行って正解でした。食事は、やっぱりどこも行列でしたが、キッチンカーや屋台も多く、ご当地メニューを楽しめました。モンブランソフト、また食べたいなぁ…。