12月7日からは、二十四節気のひとつ「大雪」(たいせつ)です。

 「雪が降り積もる頃」を意味する「大雪」は、平野部にも雪が降り出し、本格的な冬の到来を迎える時期です。寒さが厳しくなり、積雪も増えることから、雪の重みで木々が折れないように「雪吊り」をするところが増えていきます。また、カエルやクマが冬眠を始めるのもこの頃です。寒いのが苦手な筆者は、子どもの頃、「冬眠」に憧れたものです。

 外の寒さが増すとなると、せめて家の中では暖かく過ごしたいところ。旬の食材を使ったなべ料理などを楽しみたいですね。

 冬といえば植物の生育が止まると思われがちですが、この時期に旬を迎える野菜には、大根や白菜、ネギや水菜、ほうれん草などがあります。ビタミンやカロテンなどの栄養価を多く含む冬野菜は、免疫力を高め、風邪や感染症の予防にも効果があるといわれています。
 毎年、いろいろなアイデアなべ料理が登場して、スーパーの売り場を見るのが楽しい時期。野菜をたっぷり摂って、美味しく寒さを乗り切りましょう!