2024年6月5日から、二十四節気のひとつ「芒種」です。芒種は「ぼうしゅ」と読み、稲や麦などの穀物の種をまく時期を表します。「芒」の字は、イネ科の植物の穂先にある針状の突起を指します。

全国的に豊作を祈念する神事「御田植祭」が行われ、中でも「日本三大御田植」と呼ばれ有名なのが、香取神宮(千葉県香取市)・伊雑宮(三重県志摩市)・住吉大社(大阪府大阪市)です。巫女(みこ)が田植えの姿を、歌や踊りで表現します。香取神宮は4月上旬、伊雑宮(いざわのみや)の「磯部の御神田(いそべのおみた)」は6月下旬、住吉大社は6月中旬と、開催時期にばらつきはありますが、それは雅な神事です。

梅雨入りして蒸し暑くなるのが、この頃でもあります。日々の体調や食品の管理には気をつけたいですね。