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広報コンサルという仕事について

素敵な森を作るための設計書

フリーランスになって早1年が経ちました。
広報業務で3社、編集・ライター業務で2社から、毎月お仕事を頂いています。これに、子規庵のボランティアで会報誌作成もしているので、毎日、結構にぎやかです。

自分のキャリアを振り返ると、会社員時代は広報・PRのキャリア10年以上、編集・ライターは5年。ですから順調だと思います。いけばなを仕事にしたいと思いつつ、それは老後も含めて、楽しみながら取り組んでいきます。

これから「広報コンサル」としてやっていきたいと考えている方の参考になればと思い、気づきを記します。「広報コンサル」に限らず、コンサルティング業というのは、長く続けるのが意外と難しい仕事かもしれないな・・・と思っているところです。

攻めのコンサルの難所

「動くこと」はどんな仕事でも大前提だと思いますが、やればやるほど結果が出て、できることとできないことが明らかになっていきます。

もちろん企業は存続することがまずは大切で、企業が存在する以上は仕事があるのです。しかし非上場企業の場合、広報に力を入れることも入れないこともできてしまいます。財務や人事管理のように、やらなければならないわけではありません。

いろいろ手を尽くしているが結果がついてこない、という場合は、当然原因を探ります。そして、「やりつくす」というケースがある時点で出てくるなと思うのです。もちろん、担う業務領域によっては、的外れというケースがあるでしょうし、私自身も広報に力を入れたいという意思を持つ企業の伴走支援を長く続けたいという気持ちでいます。しかし、成果の有無にかかわらず、一般的にコンサル業務は2年くらいでいったんお互いに見直すのが健全な契約のように思います。つまり、場合によってはそのたびに新規顧客を獲得していかなければなりません。

その点、編集・ライターの仕事は、意外と年配の人が長く続けている世界です。一定の力量があれば、担当や媒体が増える機会もあります。
コンサル業務は、報酬面はよいかもしれませんし、1社と深く大きく付き合うほうが業務上では効率的な部分があることは否定しません。それでも、取引を失うリスクときちんと向き合い、複数企業・複数事業でのマトリクス視点をもつことは、事業継続の観点で大切だなと思いました。

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