いけばなに満たされた空間は
やっぱり気持ちがいい
本日10月13日(木)から10月18日(火)まで、新宿高島屋11階催事場で、
私の所属する小原流東京支部の花展が始まりました。
なんと創立100周年!!
支部花展ながら東京ということもあり、非常にレベルの高いいけばなが
展示されています。
いけばな歴40年にも50年にもなる大先輩の多い業界ですが、
私も運よく後期となる10月16日(日)~18日(火)に、
小さな作品を出品させていただけることになりました。
流派や規模によっても変わると思いますが、
この東京支部の花展では、花材は、「いけこみ」と呼ばれる展示前夜に
初めて対面し、即興でいけることになります。
生花は生き物であり旬がある上に、特に花展では数日間にわたる展示のために
鮮度が重要です。
状態のよい植物を選んで作品をつくります。
普段から、その場で対峙して生けるという訓練をお稽古で繰り返しているとはいえ、
どのような花材がくるのか、どのようにいけられるのか、
まだまだ緊張しますが、それがまた楽しみでもあります。
支部花展への出品は、4回目です。
イベント主催のエネルギーを本当に近いところで見るため、
教室でのお稽古とはまた違う側面の勉強になるのです。
本部でも活躍している先生方が中心となり、まさに不眠不休で
この花展を作り上げています。
申し込んだときは、会社員をやっていると思っていたので、
いけこみのタイミングなどから、一番小さないけばなの作品にしましたが、
次からは、やりたい形をエントリーできるかもしれないと思うと、
それもまた楽しみですし、日々の鍛錬の糧にもなります。
こんな気持ちにさせてくれる花展に感謝です。