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子規庵と花の話

正岡子規という人をご存じですか?
明治を代表する文学者のひとり。俳句「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」は、広く世に知られています。

子規は、長い闘病生活ののち、齢34歳11カ月で他界しました。子規庵は、子規が最期の8年を過ごした住居で、東京・根岸に遺された史跡です。史跡といっても、当時の趣をそのまま今に伝える小さな建物とお庭があるだけです。決して豪邸でもなければ、華美なものもありません。

ですが、子規さんの創作の大半が、ここで行われたかと思うだけで感慨深いです…。

立地は、JR山手線鶯谷駅から徒歩5分くらいでしょうか。書道博物館の向かいにあり、人通りの少ない静かな町に佇んでいます。子規さんには子がなく、施設は完全ボランティアの手で運営されています。私も、時々ですがボランティアで運営に携わらせていただいています。

前職で少し悩んでいた時に、正岡子規という人の生き方に感銘を受けて。必死で生きたその人の姿に心を打たれて、フリーランスの道を選ぶことができました。
そして、次世代の方たちにここを伝えるために、自分も少しだけ役に立ちたいと思うようになりました。ブログでは、時々、子規庵についてもご紹介していきたいと思います。
ぜひ、よかったら立ち寄ってみてください。

子規庵
所在地:東京都台東区根岸2-5-11
開庵日:基本的に土・日・祝日
    10:30~16:00(12:00~13:00は休庵)
    ※公式Webサイトであらかじめご確認のうえ足をお運びください

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