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季節感を先取りする
紫苑をいける 今日のお稽古では、紫苑(しおん)を使ったいけばなを練習しました。いけばなは「華道」と言われるとおりで、その道にゴールがありません。同じ形の植物は二つとありませんので、いつも新鮮な気持ちで向き合えます。 紫苑は、キク科の植物で、8月終わりから9月に薄紫色の花をつけるのですが、花材として出回る期間が限られていることから、貴重な機会です。 <色彩盛花様式本位> 紫苑(花3、葉8)、鶏頭3、小菊3 お稽古では、季節を先どって練習を行うことから、薄紫色の花はまだつぼみ。存在感があってカサカサした手触りの葉が、格好よくうねっています。黄色の小菊の花も咲いたら、とても彩り豊かないけばなになりま...