日: 2024年9月12日

もうじき糸瓜忌

9月19日は、正岡子規の命日です。9月の子規庵は特別展示が開催されます。

子規は、明治を代表する文学者のひとり。俳句「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」は、広く世に知られています。長い闘病生活ののち、齢34歳11カ月で他界しました。子規庵は、東京都台東区根岸に所在し、正岡子規が最期の8年を過ごした場所。病床に伏してもなお、時代を動かす文芸活動を行った創作の拠点でもあります。

絶筆となった3句にヘチマが詠み込まれていることから、9月19日は「子規忌」や「糸瓜忌」と呼ばれています。9月の子規庵は開庵日が多く、子規さんゆかりの品の特別展示やイベントも多いので、ぜひWebサイトをチェックして足を運んでみてください!

子規庵の運営はすべてボランティアの手で行われています。私も微力ながら、自分にできることで関わらせていただきました。「子規庵だより」を制作しました。喜んでいただけたようで、ホッとしています。こちらはWebサイト上から読むこともできます。

◆子規庵Webサイトはこちら

ちょうどNHKで名作ドラマ「坂の上の雲」の再放送も始まりました。ここで描かれる子規さんがとっても素敵で、登場すると物語全体がいきいきとするんです。実際もきっとこんな感じだったんだろうな。

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